ピーピー・スー第13回公演「鈍色人魚」を観てきました。
- 2017.04.29 Saturday
- 01:48
チケットを予約し、ホテルを押さえ、楽しみに公演日を待つ。
京都に行く、お芝居を観る、ホテルに帰って余韻ずぶずぶで寝る。
明くる日、反芻しながら電車に乗り、窓の外を見ながら日常に戻る。
そんな一連の流れでピーピー・スーのお芝居を楽しんでおります。
今回もいつものように反芻しながら帰っておりましたが、
どういうわけか妄想甘味料がやや薄味。
あれ?楽しかったしクオリティーメチャ高いのになんで?と
不思議に思って気がつきました。
「あっ…登場人物、知ってる人だから?」
いや、役者さんを知ってるとかではなく、
今回の「鈍色人魚」は6年前に一度上演した芝居なので
登場人物がこういう人で、こうなって、が前もってわかっていたからかな。
もちろん観ているときはドップリ浸っているので大満足なのですが、
自分のフィルターを通過する速度が早かったのかも。
以前よりも完成度があがった台本、人物像もクッキリしてわかりやすく
でも、場面展開とか削った部分が多かったのかも?
たぶん私はそのそぎ落とした部分も全部引っくるめて6年前に観たこの作品が
好きだったのですね。
だから何年かたったら今回の「鈍色人魚」も好きになると思います。
心の同じ引き出しに収まるのですから。
そんなことをネチネチ考えて、とりあえず出した結論は、
「私、エミさんの台本好きなんやなぁ〜」という今更の気づき。(^^;)
ということで来年2月の第14回公演を楽しみに待ちたいと思います。